バクチオールとレチノールは、化粧品や美容製品によく成分で配合される成分。
それぞれ異なる特性と効果を持っていますが、似ている面もあるのでバクチオールは次世代レチノールと言われます。
こちらでは2つの成分の違いと、おすすめの化粧品を紹介。
バクチオールとレチノールの違い
主な違いは下の3つ
- 原料
- 作用
- 使用上の注意
原料の違い
原料は植物性と動物性というように大きく違います。
バクチオールは、バクチスモノスペルマ属という植物の種子から抽出される成分。この植物は伝統的に東アジアで使用されてます。
レチノールはビタミンA1の形態で、動物性食品に多く含まれています。また、レチノールは肝臓などの動物の臓器からも抽出されます。
作用の違い
バクチオールには活性酸素を抑制する働きがあり、肌をダメージから守る助けになります。また、細かい溝にアプローチし目立ちにくくする作用もりますが、比較的新しい成分なので研究が進行中。
研究が進むにつれて、いろんな作用が見つかることが期待できます。
レチノールはビタミンAの働きの一つ、年齢サインにアプローチする働きがあることが広く知られています。
また肌の表面の古い角質を取り除くサポートもするので、肌の明るさとキメを整えることが期待できます。
使用上の注意
作用は似ているのに使用上の注意は大きく異なるんです。
バクチオールは刺激が少ないといわれ、レチノールが合わない人や敏感肌の人にも使えることが多いです。
それでも使用する際、注意することがあるので紹介しておきますね。
バクチオールの使用上の注意
- パッチテストが必須
- 日焼け止めを併用する
パッチテストが必須
レチノールが合わない人も使える穏やかな成分ですが、それでも100%大丈夫とは言えません。
その理由は原料が植物なので植物アレルギーの心配があるからです。
敏感肌や初めて使う場合はパッチテストを行うことを忘れてはいけません。
目立たない部分に少量を塗っ、24時間以内に反応がないことを確認してから、全顔や首に使用しましょう。
日焼け止めを併用する
バクチオールは、紫外線や熱に弱く日中に使えないレチノールの代替になります。朝や日中の使用ができますが、日焼け止めとの併用で、さらに肌を守ってくれるでしょう。
レチノールの使用上の注意点
バクチオールに比べて、レチノールには使用上の注意がたくさん。
- パッチテスト後も注意
- a反応に注意
- 朝や日中は使えない
- 併用できない成分がある
- 乾燥対策の保湿が必須
パッチテスト後も注意
レチノイドは強力な成分初めてなので、肌が慣れるまで時間がかかることがあります。
たとえパッチテストで大丈夫だったとしても油断禁物。
とくに使い始めの数週間は、使用する回数を少なくし、a反応がでないか様子を見ながら慎重に使いましょう。
a反応に注意
レチノイドは一部の人にとって肌の乾燥、かぶれ、赤み、かゆみなどのa反応を引き起こすことがあります。
保湿を併用することで、症状を軽減できます。また、肌の過敏な部分(目の周りなど)には避けて使用することを忘れないでください。
私は以前、知らずに目の周りに塗って皮剥けして困ったことがあります。(´;ω;`)ウッ…
朝や日中は使えない
レチノイドは光に敏感で、日光によって劣化しやすい成分。基本的に夜間に使用します。朝に使用する場合は、日焼け止めの併用など十分な紫外線防止策が必要。
併用してはいけない成分がある
一部の成分との併用は逆効果になることがあります。
併用してはいけない主な成分は下記のとおり
- レチノイド(ビタミンa誘導体)
- 角質を取り除く作用がある成分
- ピーリング成分
- 強力な刺激性成分
- 微小針コスメ(マイクロニードル)
とくにレチノイド(ビタミンA誘導体)との併用は避けるべき。レチノールとレチノイドを同時に使用すると、肌への刺激が増加する可能性があるからです。
角質を取り除く作用がある成分の代表は、アルファヒドロキシ酸(AHA)やベータヒドロキシ酸(BHA)など。
これらと同時に使用すると肌への刺激が増加し、肌が過敏になる可能性があります。
ピーリングや物理的なスクラブなどと同時にレチノールを使用することは避けるべきです。肌への刺激が強すぎます。
強力な皮膚刺激成分や治療薬(ステロイド、抗生物質、抗アクネ薬など)と併用する際は、事前にかかりつけのドクターに相談しましょう。
人気の針コスメや針美容との併用も刺激や負担になるのでNG。
乾燥対策のため保湿が必須
レチノールは強い成分であり、一部の人にとって肌の乾燥を引き起こすことがありますので、適切な保湿が必要。
保湿することで赤み、かゆみ、かぶれなどのa反応の軽減の手助けになります。
レチノール製品を初めて使用する際は、専門家のアドバイスを受けたり使用上の注意を正しく守ることをお勧めします。
バクチオール、レチノールどちらの成分も年齢肌のケアに役立ちますが、肌タイプやニーズに応じて選択することが大事。
とくに敏感でデリケートな肌質の場合は、次世代レチノールとして注目されてるバクチオールを選びたいですね。
バクチオール配合のクリームおすすめ
バクチオールを含むスキンケア製品は、種類がいろいろあって選択に迷います。
ネット上ではmamondeバクチオールレチノールクリームが評判ですが、ピュアレチノールも含まれている韓国製。
レチノールが合わない人や日本製がいいって場合におすすめなのが、ファレノリペアクリーム。
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バクチオールが「次世代レチノール」といわれる理由
以下は、その主な理由です。
- 効果が似ている: バクチオールとレチノールは、両方とも肌に対して多くの利益をもたらすことが知られています。どちらもしわや細かいしわの改善、肌の明るさの向上、肌の再生促進などに貢献します。したがって、バクチオールはレチノールと同様の肌の美容効果を持っており、その点で「次世代レチノール」と称されます。
- 刺激が少ない: レチノールは効果的ではあるものの、一部の人にとっては肌刺激を引き起こすことがあり、適切な使用が必要です。一方、バクチオールは一般的に刺激が少なく、敏感肌の人にも適していることが多いため、より広い層に利用されています。
- 安定性が高い: レチノールは酸化しやすく、特別な保管条件が必要です。一方、バクチオールは安定性が高く、空気や光に対する耐性があります。このため、製品の安定性を維持しやすいという利点があります。
- ビーガンフレンドリー: バクチオールは植物由来の成分であるため、ビーガンや動物愛護を重視する人々にとって魅力的です。一方、レチノールは動物性食品や肝臓から抽出されるため、その点でバクチオールはより持続可能な選択肢とされます。
- 未研究分野: バクチオールは比較的新しい成分であり、まだ多くの研究が行われています。そのため、今後の研究によって、その効果や応用領域がさらに明らかになる可能性があります。この点からも、バクチオールは未来の美容製品の主要成分として期待されています。
まとめるとバクチオールは多くの利点を持ち、肌の調子を整えることが期待されるため、「次世代レチノール」として注目されているのです。
それでも、バクチオール配合スキンケアを選ぶ際には、個々の肌タイプやニーズに合った製品なのか、専門家のアドバイスを参考にしましょう。
使う際には説明書や製品ラベルの指示に従うことが大事。
まとめ
レチノールは年齢を重ねて目立ってくる肌の年齢サインにアプローチ。
デメリットは刺激が強く、a反応という副作用が起こることや日中に使えないこと。
併用してはいけない成分やスキンケアも多いので、慎重に使わないといけません。
敏感でデリケートな肌質や、簡単に使いたいなら次世代レチノールと評判のバクチオール配合スキンケアがおすすめです。